基材で選ぶロールコーターおすすめ3選|ロルコタ

プラスチック

目次

プラスチック基材に対応したロールコーターをご検討中の企業向けに、プラスチックに対応していると記載のあった製品の例を紹介。掲載企業・製品は随時更新しています。

また、本サイトでは、塗工を行う対象の基材別におすすめのロールコーターメーカーを紹介しているのでぜひご参考にしてください。

基材別で選ぶロールコーター
おすすめ企業を見る

プラスチックに対応している
ロールコーターメーカーと
製品の例

ファーネス

ファーネス
引用元:ファーネス公式HP
(https://furnace.jp/)

ロールコーター

ロールコーター製品画像
引用元:ファーネス公式HP
(https://furnace.jp/products/products01/)
ロールコーターのスペック
対応幅 カスタムメイドの要望による
速度 カスタムメイドの要望による
塗工量 カスタムメイドの要望による
マイクロ溝加工と乾燥炉一体設計で
プラスチックの歪み・収縮を抑制

ファーネス独自のロール表面マイクロ溝加工技術は、μmオーダーで適正化された溝深さにより、PPやPE、PETなどの各種プラスチック基材との密着性を高め、塗工中の液剤の偏析やエッジビードを低減。乾燥炉と塗工機を一体化したコンパクト設計により、加熱時の収縮挙動をリアルタイムで検知して、張力制御システムと連動させながらムラのない均一の膜厚を塗工します。

モジュラー構造により、ナイロンや難接着プラスチックにも対応するカスタムレシピの構築が可能。カスタムメイドでの製造となるため、幅広い基材の形状や塗工速度に対応でき、高い歩留まりと生産性を発揮します。

ファーネスのロールコーターについて
詳しく見る

東京理工舎

東京理工舎
引用元:東京理工舎公式HP
(https://www.tokyorikosha.co.jp/)

ホットメルト用標準ロールコーター

東京理工舎
引用元:東京理工舎公式HP
(https://www.tokyorikosha.co.jp/sylista_list.php?id=84)
ホットメルト用標準ロールコーターの
スペック
モデル名 miniコーター
対応幅 100mm
速度 50rpm/50Hz、56rpm/60Hz
塗工量 約4L
温度管理と均一塗工で安定した
生産性と品質を両立

ホットメルト用標準ロールコーターは、溶融したホットメルト接着剤を均一に塗工するための精密な設計がされています。接着剤を一定の温度に保つための温度制御機能が備わっていて、塗工時の品質がバラバラになるのを抑制します。

メンテナンスが容易で、長期間にわたる安定稼働をサポートする製品です。

素材で選ぶ
ロールコーターおすすめ3選

ロールコーターは、扱う基材に応じて製品を選ぶことで、生産性やコスト削減の向上が可能。
ここでは、「PET/PP/PCの基材」「高粘度液を使う基材」「超薄膜が必要な基材」と主要な基材ごとにおすすめの製品を扱うメーカーを紹介します。

包装材・機能性フィルムなど
PET/PP/PCの基材

反り・収縮・ムラを抑えられる

ファーネス
製品例のイラスト
こんな業界の方におすすめ
  • 包装材料
    業界
  • ラベル
    ステッカー
    業界
  • 機能性
    フィルム
    業界
こんな課題を持つ方におすすめ
  • 薄くて柔らかいため、乾燥中に収縮しやすい
  • 部位ごとの収縮差で反りやムラが発生しやすい
ファーネスなら解決できる理由
  • 業界でも珍しいμm単位のロール溝加工技術を保有。柔らかく反りやすい薄膜素材にも適切な溝形状を設計し、膜厚ムラを抑えた均一な塗布を実現
  • 張力・温度制御を備えたライン設計が可能。新設・既存の乾燥炉に両対応し、収縮や歪みを抑制
プリント基板・防振材など
高粘度液を使う基材

流れにくい液でもムラを減らせる

ヒラノテクシード
製品例のイラスト
こんな業界の方におすすめ
  • 建材業界
  • 自動車部品
    業界
  • 電子部品
    業界
こんな課題を持つ方におすすめ
  • ローラーを回しても、液が固くて動かない
  • 自重でなじみにくい高粘度液により、膜厚ムラが出てしまう
ヒラノテクシードなら解決できる理由
  • 一般的に20,000 mPa・s程度が上限とされる中、最大50,000 mPa・sの高粘度液に対応した高トルク設計(※)で、接着剤やペーストでも安定搬送が可能
  • 液を加温して粘度を下げることで、粘りのある液体にも適切な流動性を与え、ムラなく塗布できる
タッチパネル・液晶画面など
超薄膜が必要な基材

静電気・異物によるムラを防ぐ

テクノロール
製品例のイラスト
こんな業界の方におすすめ
  • ディスプレイ
    タッチパネル
    業界
  • 太陽電池
    二次電池
    業界
  • 光学
    フィルム
    業界
こんな課題を持つ方におすすめ
  • μm単位の薄膜のため、ほんのわずかなムラや歪みでもすぐ不良になる
  • 膜厚測定時の接触や静電気による異物付着で、欠陥や歩留まり低下に
テクノロールなら解決できる理由
  • 非接触膜厚センサーを搭載しており、触れずに厚み・ムラを詳細に測定可能。傷つきやすい基材でも表面に悪影響を与えることなく、品質を保てる
  • 静電気除去ロールによって、異物の付着を抑制し、不良発生を抑えて安定した歩留まりを実現
※通常、高粘度対応モデルの装置でも10,000〜20,000mPa・s程度が上限であることが多い。
ロールコーターのイメージ写真

基材で選ぶ

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