基材で選ぶロールコーターおすすめ3選|ロルコタ

東レエンジニアリング

目次

このページでは、ロールコーターを提供する「東レエンジニアリング」の製品詳細や事例、サービスの特徴を掲載しています。ロールコーターの導入・入れ替えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

東レエンジニアリングの
ロールコーター製品を紹介

東レエンジニアリングが提供するロールコーターは、非接触式転写方式のリバースロールコーターと、フィルム歪み補正機能を備えたロールコーターの2種類があります。それぞれの強みを詳しく解説します。

フィルムダメージを防いで
歩留まり向上と品質安定を
両立する
TRC105/160

TRC105/160イメージ
引用元:東レエンジニアリング公式HP
(https://www.toray-eng.co.jp/products/film/fil_025.html)

東レエンジニアリングのTRC105/160の性能・スペック

基材幅 要問い合わせ
塗工速度 要問い合わせ
塗布量 要問い合わせ

東レエンジニアリングの
TRC105/160の強み

非接触式転写方式でフィルムダメージ
を防止

非接触式転写方式を採用し、フィルムへの物理的ダメージやゴミの付着を防止。光学フィルムや電子材料の微細薄膜形成において、表面品質を維持しつつ安定した塗工を実現します。

±5%以内の高精度塗工を実現

塗布ロールのギャップと回転数を自動制御し、塗膜厚を±5%以内に精密制御。均一性が求められる用途で高い再現性を確保し、歩留まり向上と品質安定化に貢献します。

歪み補正で微細パターンを
正確に塗工し生産効率を向上
する
ロールtoロールパターン
塗布装置

ロールtoロールパターン塗布装置
引用元:東レエンジニアリング公式HP
(https://www.toray-eng.co.jp/products/fpd/fpd_006.html)

東レエンジニアリングの
ロールtoロールパターン
塗布装置の性能・スペック

基材幅 300mm/600mm/900mm
塗工速度 連続:0.5~5.0m/分
瞬時:最大30m/分
塗布量 1~40pL/ノズル

東レエンジニアリングの
ロールtoロールパターン
塗布装置の強み

フィルム歪み補正機能による
高精度塗布

搬送中のフィルム歪みを自動補正しながら塗工することで、従来の印刷方法では難しかった高精度なパターン形成を実現。微細パターンや複雑形状の塗工にも対応できるため、さまざまな基材の塗工に適します。

多様なヘッド選択でアプリケーション
対応

スリットノズル、ストライプノズル、インクジェットヘッドの中から、塗工用途に合わせて選択可能です。フレキシブルOLEDやRFID、ウェアラブルセンサーなど幅広い分野で適した塗工を行います。

CHECK
東レエンジニアリングは
微細パターン塗布や
薄膜形成を求める企業に
おすすめ

東レエンジニアリングのロールコーターは、非接触式転写方式やフィルム歪み補正機能により、高精度薄膜形成とパターン塗布を実現します。精密塗布を求める研究開発や量産ラインに適しています。

ロールコーターを選定する際は、基材特性に応じた塗布方式と制御機能を有する製品を選ぶことが重要です。基材ごとに最適な膜厚や乾燥条件が異なるため、適切な装置でないと性能を十分に発揮できません。本サイトでは、基材別に適切なロールコーターを提供する企業を紹介しているので、導入検討の参考にしてください。

東レエンジニアリングの
ロールコーター導入事例

導入事例は公式サイトで確認できませんでした。詳しくは東レエンジニアリングへお問い合わせください。

東レエンジニアリングが提供
するサービスの特徴

フィルム搬送や塗布技術のノウハウを活かし、開発支援から生産ライン設計、試運転、メンテナンスまで一貫したサポートを提供。カスタマイズ設計や技術トレーニングにも対応していて、導入後の安定稼働を支援します。

東レエンジニアリングの情報

会社名 東レエンジニアリング株式会社
所在地 東京都中央区八重洲1-3-22(八重洲龍名館ビル6F)
電話番号 03-3241-1541
公式サイトURL https://www.toray-eng.co.jp/
素材で選ぶ
ロールコーターおすすめ3選

ロールコーターは、扱う基材に応じて製品を選ぶことで、生産性やコスト削減の向上が可能。
ここでは、「PET/PP/PCの基材」「高粘度液を使う基材」「超薄膜が必要な基材」と主要な基材ごとにおすすめの製品を扱うメーカーを紹介します。

包装材・機能性フィルムなど
PET/PP/PCの基材

反り・収縮・ムラを抑えられる

ファーネス
製品例のイラスト
こんな業界の方におすすめ
  • 包装材料
    業界
  • ラベル
    ステッカー
    業界
  • 機能性
    フィルム
    業界
こんな課題を持つ方におすすめ
  • 薄くて柔らかいため、乾燥中に収縮しやすい
  • 部位ごとの収縮差で反りやムラが発生しやすい
ファーネスなら解決できる理由
  • 業界でも珍しいμm単位のロール溝加工技術を保有。柔らかく反りやすい薄膜素材にも適切な溝形状を設計し、膜厚ムラを抑えた均一な塗布を実現
  • 張力・温度制御を備えたライン設計が可能。新設・既存の乾燥炉に両対応し、収縮や歪みを抑制
プリント基板・防振材など
高粘度液を使う基材

流れにくい液でもムラを減らせる

ヒラノテクシード
製品例のイラスト
こんな業界の方におすすめ
  • 建材業界
  • 自動車部品
    業界
  • 電子部品
    業界
こんな課題を持つ方におすすめ
  • ローラーを回しても、液が固くて動かない
  • 自重でなじみにくい高粘度液により、膜厚ムラが出てしまう
ヒラノテクシードなら解決できる理由
  • 一般的に20,000 mPa・s程度が上限とされる中、最大50,000 mPa・sの高粘度液に対応した高トルク設計(※)で、接着剤やペーストでも安定搬送が可能
  • 液を加温して粘度を下げることで、粘りのある液体にも適切な流動性を与え、ムラなく塗布できる
タッチパネル・液晶画面など
超薄膜が必要な基材

静電気・異物によるムラを防ぐ

テクノロール
製品例のイラスト
こんな業界の方におすすめ
  • ディスプレイ
    タッチパネル
    業界
  • 太陽電池
    二次電池
    業界
  • 光学
    フィルム
    業界
こんな課題を持つ方におすすめ
  • μm単位の薄膜のため、ほんのわずかなムラや歪みでもすぐ不良になる
  • 膜厚測定時の接触や静電気による異物付着で、欠陥や歩留まり低下に
テクノロールなら解決できる理由
  • 非接触膜厚センサーを搭載しており、触れずに厚み・ムラを詳細に測定可能。傷つきやすい基材でも表面に悪影響を与えることなく、品質を保てる
  • 静電気除去ロールによって、異物の付着を抑制し、不良発生を抑えて安定した歩留まりを実現
※通常、高粘度対応モデルの装置でも10,000〜20,000mPa・s程度が上限であることが多い。
ロールコーターのイメージ写真

基材で選ぶ

ロールコーターおすすめ3選