このページでは、ロールコーターを提供する「大洋技研」の製品詳細や事例、サービスの特徴を掲載しています。ロールコーターの導入・入れ替えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
大洋技研のロールコーターは、高精度なホットメルト塗布を実現する独自の温度管理・ローラー制御機構により、発泡スチロールや不織布、段ボールなど多彩な基材への均一塗布を可能にする製品です。
生産ラインでの安定した塗布と歩留まり向上を支えるポイントや、設計からメンテナンスまで一貫体制で対応する導入フローをご紹介します。
基材幅 | 要問い合わせ |
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塗工速度 | 50/60rpm(50/60Hz) |
塗布量 | 1,000〜5,000mPa・s(接着剤粘度範囲) |
溶解タンクで温度管理された接着剤を、回転ローラーで供給します。ドクターブレードと隙間調整を行い、発泡スチロールや不織布など多彩な基材に対して均一に塗工。
EVA系ホットメルト樹脂を130〜160℃に一定に保つ温度調節と、1,000〜5,000mPa・sの粘度範囲での塗布制御により、高い接着の一貫性とムラ抑制を両立します。
溶解タンクに浸されたローラーが、直接塗料を供給するため扱いやすいのが特徴です。ロール寸法は、塗工用途に応じた200mm/300mm/600mmロールを選択可能。
温度調節ダイヤル、電源・ヒータースイッチを操作パネル上に集約しているため、設定変更が容易です。作業者の負担を軽減し、稼働停止時間を抑えます。
基材幅 | 要問い合わせ |
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塗工速度 | 要問い合わせ |
塗布量 | 要問い合わせ |
駆動押えロール付コーターは、標準タイプに加えて、押えロールが駆動する特殊な仕様です。発泡スチロール・ポリエチレン緩衝材や段ボールなどで、安定したホットメルト塗布を実現。
ワーク材に応じて、ゴム、スポンジ、アルミなど、さまざまなロール材を選択できるため、被塗物の凹凸や柔らかさに合わせて安定した塗布を維持し、歩留まりを向上させます。
要望に応じて塗り幅、形状、材質、生産タクトなどの仕様を細かく打ち合わせ、受注生産で対応します。特定の接着作業や、既存の生産ラインへの組み込みなど、個別のニーズに合わせた装置の提供が可能。
水溶性接着剤用モデルは分解清掃が容易な設計で、清潔な状態を維持可能です。
発泡スチロールや不織布、段ボールなど、凹凸や材質が異なる基材にも均一な塗工を実現したい企業に適しています。温度管理された溶解タンクと精密なドクターブレード制御により、塗布ムラや接着強度のばらつきを低減します。
ロールコーターを選定する際は、対象基材の形状や粘度、用途に応じて「標準ロールコーター」または「駆動押えロール付コーター」を選ぶことが重要です。本サイトでは基材別に適した装置を提供する企業を紹介しているので、導入検討の参考にしてください。
導入事例は公式サイトで確認できませんでした。詳しくは大洋技研へお問い合わせください。
ロールコーターは、具体的な用途や基材に合わせて、ロールのスピードコントロールや使用電源電圧の変更などに対応可能なオプションを用意。既存の設定や機能を、塗工対象の基材に合うよう調整したいという相談も可能です。
会社名 | 株式会社大洋技研 |
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所在地 | 東京都荒川区南千住3-6-15(東京事業所) |
電話番号 | 03-3891-1291 |
公式サイトURL | https://www.tygk.co.jp/ |
ロールコーターは、扱う基材に応じて製品を選ぶことで、生産性やコスト削減の向上が可能。
ここでは、「PET/PP/PCの基材」「高粘度液を使う基材」「超薄膜が必要な基材」と主要な基材ごとにおすすめの製品を扱うメーカーを紹介します。
反り・収縮・ムラを抑えられる
流れにくい液でもムラを減らせる
静電気・異物によるムラを防ぐ