基材で選ぶロールコーターおすすめ3選|ロルコタ

大洋技研

目次

このページでは、ロールコーターを提供する「大洋技研」の製品詳細や事例、サービスの特徴を掲載しています。ロールコーターの導入・入れ替えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

大洋技研の
ロールコーター製品を紹介

大洋技研のロールコーターは、高精度なホットメルト塗布を実現する独自の温度管理・ローラー制御機構により、発泡スチロールや不織布、段ボールなど多彩な基材への均一塗布を可能にする製品です。

生産ラインでの安定した塗布と歩留まり向上を支えるポイントや、設計からメンテナンスまで一貫体制で対応する導入フローをご紹介します。

生産性の向上が期待できる
高精度塗布標準ロールコーター

標準ロールコーターイメージ
引用元:大洋技研公式HP
https://www.tygk.co.jp/ロールコーター.html

大洋技研の
標準ロールコーターの
性能・スペック

基材幅 要問い合わせ
塗工速度 50/60rpm(50/60Hz)
塗布量 1,000〜5,000mPa・s(接着剤粘度範囲)

大洋技研の
標準ロールコーターの強み

多基材への均一塗布で高品質な
仕上がりを実現

溶解タンクで温度管理された接着剤を、回転ローラーで供給します。ドクターブレードと隙間調整を行い、発泡スチロールや不織布など多彩な基材に対して均一に塗工。

EVA系ホットメルト樹脂を130〜160℃に一定に保つ温度調節と、1,000〜5,000mPa・sの粘度範囲での塗布制御により、高い接着の一貫性とムラ抑制を両立します。

簡易操作で多様なニーズに対応し
メンテナンス時間を短縮

溶解タンクに浸されたローラーが、直接塗料を供給するため扱いやすいのが特徴です。ロール寸法は、塗工用途に応じた200mm/300mm/600mmロールを選択可能。

温度調節ダイヤル、電源・ヒータースイッチを操作パネル上に集約しているため、設定変更が容易です。作業者の負担を軽減し、稼働停止時間を抑えます。

複雑形状ワークも安定処理で
歩留まりを改善する
駆動押え
ロール付コーター

駆動押えロール付コーターイメージ
引用元:大洋技研公式HP
https://www.tygk.co.jp/

大洋技研の
駆動押えロール付コーターの
性能・スペック

基材幅 要問い合わせ
塗工速度 要問い合わせ
塗布量 要問い合わせ

大洋技研の
駆動押えロール付コーターの
強み

複雑な形状のワークにも安定した
塗布で作業効率を向上

駆動押えロール付コーターは、標準タイプに加えて、押えロールが駆動する特殊な仕様です。発泡スチロール・ポリエチレン緩衝材や段ボールなどで、安定したホットメルト塗布を実現。

ワーク材に応じて、ゴム、スポンジ、アルミなど、さまざまなロール材を選択できるため、被塗物の凹凸や柔らかさに合わせて安定した塗布を維持し、歩留まりを向上させます。

用途に合わせたカスタム設計で
適切な生産ラインを構築

要望に応じて塗り幅、形状、材質、生産タクトなどの仕様を細かく打ち合わせ、受注生産で対応します。特定の接着作業や、既存の生産ラインへの組み込みなど、個別のニーズに合わせた装置の提供が可能。

水溶性接着剤用モデルは分解清掃が容易な設計で、清潔な状態を維持可能です。

CHECK
大洋技研は
多彩な基材への高精度
ホットメルト塗布を
求める企業におすすめ

発泡スチロールや不織布、段ボールなど、凹凸や材質が異なる基材にも均一な塗工を実現したい企業に適しています。温度管理された溶解タンクと精密なドクターブレード制御により、塗布ムラや接着強度のばらつきを低減します。

ロールコーターを選定する際は、対象基材の形状や粘度、用途に応じて「標準ロールコーター」または「駆動押えロール付コーター」を選ぶことが重要です。本サイトでは基材別に適した装置を提供する企業を紹介しているので、導入検討の参考にしてください。

大洋技研の
ロールコーター導入事例

導入事例は公式サイトで確認できませんでした。詳しくは大洋技研へお問い合わせください。

大洋技研が提供するサービスの
特徴

ロールコーターは、具体的な用途や基材に合わせて、ロールのスピードコントロールや使用電源電圧の変更などに対応可能なオプションを用意。既存の設定や機能を、塗工対象の基材に合うよう調整したいという相談も可能です。

大洋技研の会社情報

会社名 株式会社大洋技研
所在地 東京都荒川区南千住3-6-15(東京事業所)
電話番号 03-3891-1291
公式サイトURL https://www.tygk.co.jp/
素材で選ぶ
ロールコーターおすすめ3選

ロールコーターは、扱う基材に応じて製品を選ぶことで、生産性やコスト削減の向上が可能。
ここでは、「PET/PP/PCの基材」「高粘度液を使う基材」「超薄膜が必要な基材」と主要な基材ごとにおすすめの製品を扱うメーカーを紹介します。

包装材・機能性フィルムなど
PET/PP/PCの基材

反り・収縮・ムラを抑えられる

ファーネス
製品例のイラスト
こんな業界の方におすすめ
  • 包装材料
    業界
  • ラベル
    ステッカー
    業界
  • 機能性
    フィルム
    業界
こんな課題を持つ方におすすめ
  • 薄くて柔らかいため、乾燥中に収縮しやすい
  • 部位ごとの収縮差で反りやムラが発生しやすい
ファーネスなら解決できる理由
  • 業界でも珍しいμm単位のロール溝加工技術を保有。柔らかく反りやすい薄膜素材にも適切な溝形状を設計し、膜厚ムラを抑えた均一な塗布を実現
  • 張力・温度制御を備えたライン設計が可能。新設・既存の乾燥炉に両対応し、収縮や歪みを抑制
プリント基板・防振材など
高粘度液を使う基材

流れにくい液でもムラを減らせる

ヒラノテクシード
製品例のイラスト
こんな業界の方におすすめ
  • 建材業界
  • 自動車部品
    業界
  • 電子部品
    業界
こんな課題を持つ方におすすめ
  • ローラーを回しても、液が固くて動かない
  • 自重でなじみにくい高粘度液により、膜厚ムラが出てしまう
ヒラノテクシードなら解決できる理由
  • 一般的に20,000 mPa・s程度が上限とされる中、最大50,000 mPa・sの高粘度液に対応した高トルク設計(※)で、接着剤やペーストでも安定搬送が可能
  • 液を加温して粘度を下げることで、粘りのある液体にも適切な流動性を与え、ムラなく塗布できる
タッチパネル・液晶画面など
超薄膜が必要な基材

静電気・異物によるムラを防ぐ

テクノロール
製品例のイラスト
こんな業界の方におすすめ
  • ディスプレイ
    タッチパネル
    業界
  • 太陽電池
    二次電池
    業界
  • 光学
    フィルム
    業界
こんな課題を持つ方におすすめ
  • μm単位の薄膜のため、ほんのわずかなムラや歪みでもすぐ不良になる
  • 膜厚測定時の接触や静電気による異物付着で、欠陥や歩留まり低下に
テクノロールなら解決できる理由
  • 非接触膜厚センサーを搭載しており、触れずに厚み・ムラを詳細に測定可能。傷つきやすい基材でも表面に悪影響を与えることなく、品質を保てる
  • 静電気除去ロールによって、異物の付着を抑制し、不良発生を抑えて安定した歩留まりを実現
※通常、高粘度対応モデルの装置でも10,000〜20,000mPa・s程度が上限であることが多い。
ロールコーターのイメージ写真

基材で選ぶ

ロールコーターおすすめ3選