基材で選ぶロールコーターおすすめ3選|ロルコタ

フィルム

目次

フィルム用ロールコーターをお探しの方に向けて、フィルム基材に対応している記載のあった製品の例をご紹介します。掲載企業・製品は随時更新しています。

また、本サイトでは、塗工を行う対象の基材別におすすめのロールコーターメーカーを紹介しているのでぜひご参考にしてください。

基材別で選ぶロールコーター
おすすめ企業を見る

フィルムに対応している
ロールコーターメーカーと
製品の例

ファーネス

ファーネス
引用元:ファーネス公式HP
(https://furnace.jp/)

ロールコーター

ロールコーター製品画像
引用元:ファーネス公式HP
(https://furnace.jp/products/products01/)
ロールコーターのスペック
基材幅 カスタムメイドの要望による
塗工速度 カスタムメイドの要望による
塗布量 カスタムメイドの要望による
µm単位制御と反り抑制で高歩留まり
を実現する薄膜フィルムコーティング

非接触膜厚センサと自動膜厚制御機構により、µm単位で均一な塗膜を維持し、塗工ムラを徹底的に排除します。乾燥収縮で発生しやすいフィルムの反りや歪みは、段差補正ユニットがリアルタイムで追従し、高精度搬送システムと張力を制御する機能によって基材の伸びを抑制。

カスタムメイドの製造による、既存の乾燥炉やライン構成に合わせた一体設計で設置調整の手間を削減し、生産効率向上と設備投資へのコストダウンが実現できます。

ファーネスのロールコーターについて
詳しく見る

アカツキ・マキナ

アカツキ・マキナ
引用元:アカツキ・マキナ公式HP
(https://akatsuki-machina.co.jp/)

ナイフロールコーター

ナイフロールコーターのスペック
基材幅 要問い合わせ
塗工速度 要問い合わせ
塗布量 要問い合わせ
中~高粘度液対応で多基材塗工を
可能にするナイフロールコーター

高精度ブレード加工を施した非回転ナイフロールと、バックアップロール間のギャップにより強いせん断効果を発揮し、滑らかで均一な厚膜塗工を実現。塗布ムラを抑えることで製品品質のバラつきを防ぎ、安定した製造と高い生産効率を支えます。

また、液ダム位置の変更のみで塗工幅の調整が可能なため、試作から量産への移行もスムーズ。シンプル構造でメンテナンス性にも優れ、紙・金属箔・フィルムなど多様な基材に対応できるので、対応する基材に変更があっても新たな装置の導入が必要なくコストを抑えられます。

リバースロールコーター

リバースロールコーターのスペック
基材幅 要問い合わせ
塗工速度 要問い合わせ
塗布量 要問い合わせ
均一な塗工膜形成と高い汎用性を
両立するリバースロールコーター

塗工ロールがバックロールと逆方向に回転する仕組みで、ギャップ調整と周速比制御により塗布量を細かく設定可能。薄く平坦性にばらつきのあるフィルム基材にも対応し、光学フィルムや電子部品用フィルムのような高精度が求められる用途で優れた歩留まりを実現します。

一体型設計のオプション構成で既存ラインへの導入も容易です。

素材で選ぶ
ロールコーターおすすめ3選

ロールコーターは、扱う基材に応じて製品を選ぶことで、生産性やコスト削減の向上が可能。
ここでは、「PET/PP/PCの基材」「高粘度液を使う基材」「超薄膜が必要な基材」と主要な基材ごとにおすすめの製品を扱うメーカーを紹介します。

包装材・機能性フィルムなど
PET/PP/PCの基材

反り・収縮・ムラを抑えられる

ファーネス
製品例のイラスト
こんな業界の方におすすめ
  • 包装材料
    業界
  • ラベル
    ステッカー
    業界
  • 機能性
    フィルム
    業界
こんな課題を持つ方におすすめ
  • 薄くて柔らかいため、乾燥中に収縮しやすい
  • 部位ごとの収縮差で反りやムラが発生しやすい
ファーネスなら解決できる理由
  • 業界でも珍しいμm単位のロール溝加工技術を保有。柔らかく反りやすい薄膜素材にも適切な溝形状を設計し、膜厚ムラを抑えた均一な塗布を実現
  • 張力・温度制御を備えたライン設計が可能。新設・既存の乾燥炉に両対応し、収縮や歪みを抑制
プリント基板・防振材など
高粘度液を使う基材

流れにくい液でもムラを減らせる

ヒラノテクシード
製品例のイラスト
こんな業界の方におすすめ
  • 建材業界
  • 自動車部品
    業界
  • 電子部品
    業界
こんな課題を持つ方におすすめ
  • ローラーを回しても、液が固くて動かない
  • 自重でなじみにくい高粘度液により、膜厚ムラが出てしまう
ヒラノテクシードなら解決できる理由
  • 一般的に20,000 mPa・s程度が上限とされる中、最大50,000 mPa・sの高粘度液に対応した高トルク設計(※)で、接着剤やペーストでも安定搬送が可能
  • 液を加温して粘度を下げることで、粘りのある液体にも適切な流動性を与え、ムラなく塗布できる
タッチパネル・液晶画面など
超薄膜が必要な基材

静電気・異物によるムラを防ぐ

テクノロール
製品例のイラスト
こんな業界の方におすすめ
  • ディスプレイ
    タッチパネル
    業界
  • 太陽電池
    二次電池
    業界
  • 光学
    フィルム
    業界
こんな課題を持つ方におすすめ
  • μm単位の薄膜のため、ほんのわずかなムラや歪みでもすぐ不良になる
  • 膜厚測定時の接触や静電気による異物付着で、欠陥や歩留まり低下に
テクノロールなら解決できる理由
  • 非接触膜厚センサーを搭載しており、触れずに厚み・ムラを詳細に測定可能。傷つきやすい基材でも表面に悪影響を与えることなく、品質を保てる
  • 静電気除去ロールによって、異物の付着を抑制し、不良発生を抑えて安定した歩留まりを実現
※通常、高粘度対応モデルの装置でも10,000〜20,000mPa・s程度が上限であることが多い。
ロールコーターのイメージ写真

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ロールコーターおすすめ3選